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手相の感情線

2021年4月2日12:04 PM [姓名判断,手相]

4月、新たな始まりの時期です。今年の桜は例年よりも早くに満開を迎えました。人々も桜に合わせて静かにお花見を楽しみました。
大きな変化がたくさん起きています。
鑑定に来られる方も、様々なご事情を抱えています。今だからこそ、できる事、何をするべきなのか、どうあってほしいのか、何が自分を留めているのか、ご自身に向き合って探していらっしゃいます。その迷い、悩み、葛藤こそが幸運を手にする過程なのだと思います。

ブログでは、手相や姓名判断についての豆知識を通して、皆さまにそれらの楽しさを知っていただき日々の生活に取り入れてもらえればと思っています。

第三回目は、感情線(かんじょうせん)です。小指の下から人差し指に向かって伸びる線です。
感情線は、その人の感情や心中を表しています。私たちは、カーッとなったり、不安に襲われたり、笑ったり、泣いたり、辛かったりと日々体験しています。感情線は、その人の心中の傾向をよく表しています。

最初に、感情線の長さを見てみましょう。
目安としては、中指の中心です。線が中心よりも長いか短いかで判断します。
中心を超えて長ければ、周囲の人に思いが強く、愛情深く、面倒見が良いとなります。
一方、短かければ、人への思いがあっさりしていて、干渉せず、親密さを求めないとなります。

次に、線の様子ですが、曲線を描くか、直線的かを見ます。
曲線を描いていると、周囲に対して感情表現が細やかで、心のこもった言葉を発せます。雰囲気をくみとり、表現方法が豊かで温かみがあります。
一方、直線的な線ですと、思ったことをストレートに言い、曖昧なオブラートに包んだ言い方はしません。情に流されず合理的な言い方なので、冷たく映ることもあります。

ですから、感情線が長くて直線的な方は、人への思いは深いのですが、うまく相手に思いを伝えられないという雰囲気になります。感情の表現方法の違いですね。

感情線の終点部分ですが、二つや三つに分かれて短くそれぞれ伸びている線が上向き、または水平であれば、明るく積極的。感情線が曲線を描いていれば、社交的で自己アピールに長けているといえます。
一方、下向きであれば、自身の思いを内に秘めて表に出さないようにします。特に感情線の支線が下向きにたくさんある方は、外に出しません。

総じて、感情線は、上下の支線が多ければ、とても感受性豊かで、心配気味、気配り上手、気を遣って疲れやすくなることも多いです。

また、感情線が切れ切れだったり、途中で途切れがちの場合は、繊細で敏感、皆が気付けない所に気付けることが多く、芸術面に向きます。繊細な分、感情も乱れがちで、ストレスを溜めやすい傾向です。

最後に、二重感情線(感情線が2本ある)ですが、こちらはとても情熱的で強い愛情の持ち主です。楽しく明るい家庭を築きますが、愛情の強さが広がり異性トラブルになることも。また片方の感情線が切れ切れの場合、感情の不安定さと、強い情熱を合わせもつことになり、思い悩むトンネルに入りこんでしまいます。

ご自分の感情線の傾向を見て、もし、違う方向性をお考えなら、そのように生活様式を変えたり、行動を少し変えてみると良いかもしれません。
手相は、日々変化しますので、楽しみながら観察されるとおもしろいです。

次回は、知能線(ちのうせん)の解説です。
お楽しみに。

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